国の成り立ちを変える(フットボールの熱源:吉田誠一)
「日本人は市民である前に国民であるとの意識が強い」とか「市町村にクラブがあることで地元住民の主体性をはぐくむ」とか、識者の意見を媒介にして書いてらっしゃいます。
どっちかっていうと「県民意識」のほうが強いんじゃないの?とか、地方の少子化状況からすると田舎では悲惨なことに、とか色々突っ込みどころはあるものの、理念としては納得。昔、私も同じような夢を見ていたし。いいよね、小ぶりな共同体の自治。
もっとも、既存の機関を使うほうが効率がよく、それが教育機関であれば将来への効果も抜群、ということで、学校教育をなんとかするほうが先だと思うが。
そこでサッカーにできることが...といいたいところだが、今のサッカー協会には教育に入っていってもらいたくないな。
ちなみに。参考図書として。
- 作者: 苅谷剛彦,西研
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/03/08
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