また、雪か


3月をうかがおうという頃から最近までやけに天気が不安定かと思えば今日は雪、平地でも積雪とのことらしい。




ローに向けての勉強は内田民法読みを中心としたものだが、それなりに捗っている。だんだん他の書物の参照回数が減っているのが嬉しい。こんなことで喜んでいる場合ではないが。


今年の六法は既習者認定試験で配布のあったデイリーとし、昨日購入。使ってみるとポケットより馴染みがいいことにちょっとした驚きが。もっとも、六法そのものにようやく馴染んできたのかな、という気がしないでもなく。




今日の日経朝刊「経済教室」は深尾光洋・日本経済研究センター理事長による紙上研究報告「デフレ、90年代より深刻に」だが、よくまとまった論文で好印象(上から目線...)。
詳述は避けるが、ケインズの「一般理論」からシルビオ・ゲゼルの貨幣への印紙税構想紹介部分に触れているところがポイントかな。
最近ウェブ上で紹介している方が増えているような気がしていたので、こんな「フォーマル」なところでも言及されるようになったんだなと。
アホみたいに金だけ刷るよりははるかに頭をつかっているし巧みだと思うけど、税だけに扱いが難しそうだが。



シルビオ・ゲゼル(Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%BC%E3%83%AB

なお、地域通貨との関連でシルビオ・ゲゼルの名前が話題に出されることが多いが、ゲゼル自身は地域通貨(正確には国家以外が管理する通貨)には反対であり、あくまでも国家が責任を持って管理しインフレもデフレもなく流通する通貨制度が彼の理想であったことは指摘しておく必要がある。

この紹介は、ここがポイント。